株式会社日本シーエスアール登録機構

新技術の開発、導入の立ち遅れの原因は、ほぼ、以下の2つに起因するものと考えられます。

■ 技術者の能力又はやる気不足
■ プロジェクト管理の不備による混乱

プロジェクト管理も技術者の能力の一つと考えれば、全てが技術者に掛っていると言っても過言ではありません。
技術者を管理（コントロール）するためにプロジェクト管理の専門職を採用している組織もありますが、
技術者がプロジェクト管理（コントロール）の為の情報作りに明け暮れ、開発そのものが疎かになっているケースを良く目にします。

プロジェクト管理は、プロジェクトを上手く動かすために、インプット、アウトプットを管理（マネジメント）するものです。
技術者自身が、段取りをし、問題を整理し、根回しを上手くするものと考えた方がよいでしょう。
会社として出来ることは、人材を採用又は発掘し、良い技術者が育つ環境を整えるだけです。
専門知識もプロジェクト管理も伸びる技術者は自ら勉強します。

ツールや管理手法を導入する前に、人材と職場環境を遠目に観察してみては如何でしょうか。
人材が問題なのか、技術者を育てる環境に問題が有るのか、技術者が管理手法を知らないのかによってアクションが変わります。
技術者の採用に問題が有るのであれば、次に進んで下さい

採用の失敗